2009年07月02日

オバマ大統領は「自分でやってる人」

いろいろとつるませていただいている、東急エージェンシーオガワさんのお招きをいただき、JaM Japan Marketing大柴ひさみさん(WOMマーケティング協議会設立準備会の発起賛同人にもなっていただいています)の情報共有会に参加いたしました。
大柴さんが最近上梓された『YouTube時代の大統領選挙』の出版記念で開かれた会なのですが、オーディエンス席にはかなり有名なブロガーの方も多くいらっしゃって、なんというかすごく濃いブロガーイベントでした。

大柴さんの講演セッションは、本のテーマでもあるオバマ大統領のソーシャルメディア活用に関する内容に多くの時間が割かれたのですが、ここはたぶんほかの多くの方々がとりあげられることと思いますので、少しだけ。
セッションの中で、3年前と現在とで、人々がどのような態度でソーシャルメディアに臨んでいるのかを比較するところがあったのですが、その結果が結構衝撃でした。
ソーシャルメディアに対する態度として、人々を「クリエイター」「クリティクス」「コレクター」「ジョイナー」「オーディエンス」「行動しない人」に分け、それぞれの割合の変化を図ったのですが、結果は3年間で「行動しない人」以外の5セグメントがほぼ倍増、「行動しない人」だけが数を減らしている、というものでした。
これは結構肌感覚で感じてはいたことなのですが、数字でポンッと出されるとやっぱり強烈でしたね。

そのほかにもいろいろと気になる話がありました。
本やほかの参加者の方のブログに書いてあるとおもいますので、ぜひご覧ください(※1)。

講演セッションのあとは質疑応答セッションだったのですが、こちらもすごいセッションになりました。
単なる講師とオーディエンスのQ&Aではなく、あるオーディエンスの質問に対して別のオーディエンスが答えたり、見解を述べたりするようなタイプのやつだった(というか、そのような展開になってしまった)のですが、オーディエンスの方々の知識や見識が深く、高いレベルの知識共有になりました。

中でもライブドア田端さんと大柴さんとのやりとりは非常に興味深かったです(※2)。
このやりとりの中で「オバマ大統領はなぜ選挙に勝利できたのか?」「オバマ大統領はなぜうまくソーシャルメディアを活用できたのか?」の答えが示されたと思います。
でかい字で書きます。

それはオバマ自身がソーシャルメディアを生活の中で活用しているようなタイプの人だったから。


これは大柴さんの見解・分析なのですが、あたっているような気がします。

いや、こういうのってなんでも自分でやってなきゃわかんねえっすよね。
オバマは「自分でやってる人」らしいです。

大柴さんの話ではマケイン氏とかもその後熱心にソーシャルメディアに出てきているらしいのですが、いかにも自分でやってない感丸出しで少し痛いんだそうです。

あー、これあるあるですよね。

bmidvarはソーシャルメディアに関わる仕事をしているのですが、明らかに自分でやってない人てのはすぐにわかりますし、すぐにぼろが出ますよね。
3人で打ち合わせしてて、はてブとかの話になって、そのうち2人(僕ともうひとり)がはてブユーザーで、残りの1人がはてブを見聞でしか知らなくて、そういうときにその「残りの1人」が明らかに見聞だけで意見言ってたりしたとき、ユーザー2人の間にヘンな空気が流れるの、勘弁してほしいです。
多分言ってる本人は気づいていないのでしょうけど、明らかにヘンな空気になってます。
なんでこっちが気つかわなあかんねん・・・。

あれ?全然違う話になりましたが、とにかくオバマは「自分でやっている人」らしかったのです。

ソーシャルメディアに限った話ではないと思うのですが、なんでも自分でやらなきゃわかんないですね。


※1
本が売れると、大柴さんがたくさん日本に来ることができて、今回のような会がたくさん開けるそうです。
そういう事情もあるのでどんどん宣伝してください、と大柴さんがおっしゃってました。

※2
bmidvarが田端さんにばかり注目しがちなのは、単純にbmidvarが彼のファンであるということが大きく作用していると思います。
ニックネーム bmidvar at 08:32 | Comment(1) | TrackBack(0) | PR・広告・マーケティング
この記事へのコメント
コメントありがとうございます。昨日米国に戻りました。講演のポイントを簡潔にまとめていただき、感激です。書籍でも、このあたりはかなり詳しく書いていますので、ぜひ読後感をご連絡ください。9月にまた来日しますが、またお目にかかれると嬉しいですね。ひさみ
Posted by 大柴ひさみ at 2009年07月11日 08:12
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